こんにちは。サービス事務の安髙です♪

梅雨入りしたかと思えば、あまり雨が降らないまま暑くなり、そのまま梅雨明けが発表されてしまいました(@_@;)急激な気温変化に身体がついてこないという方も多いのではないでしょうか?暑さは私たちにとっても堪えますが、北国生まれのBMWにとっても過酷なものです。暑いときならではの、愛車チェックが必要と感じた出来事を書きたいと思います。

実は先日、私のE46カブリオレのクーラントレベルが、ついに点灯しました。警告灯って本当に心臓に悪いですよね…。

以前からエンジンルームに冷却水が飛び散った白い痕がついていたので、水漏れしているかもと思っていましたが、まだ大丈夫だろうと思ってそのままにしていました。そんな油断が夏に入るこの時期に、ついに発症しました。分かっていた事とはいえ、びっくりしました(*_*)

冷却水は不足するとオーバーヒートの危険性が高まりますので、クーラントレベルが点灯した場合は、無理に走行せず、エンジンを止めて自然冷却を待ちます。その後、応急処置として水道水を補充した後、水温計を確認しながら水温が上がっていない状態で整備工場に持ち込み、水漏れ箇所の点検をしてもらう必要があります。

(※水温が上がる場合はオーバーヒートしているので、走行せずにレッカーを呼びましょう。)

今回、リフトアップしてアンダーカバーを外して確認してみたところ、サーモスタットから滝のように漏れていることがわかりました(@_@;)これは放っておけないと思い、定休日に工場を借りて、工場長にお願いして一緒に作業をさせてもらうことにしました。

エアクリーナーBOXを外してみてまたびっくり\(◎o◎)/!思わず「うわっ!」と声を上げてしまいました。白い粉みたいなものが冷却水の痕です。

サーモスタットを交換するためには、ファンカップリングを外す必要があります。専用の工具を使ってナットを緩め、外していきます。

ファンカップリングが外れました♪サーモスタットから垂れた冷却水がベルトをつたって飛び散っていたのですね…。

取り外したサーモスタットは周りが白くなっていました。合わせ面から漏れていた様です。(~_~;)

漏れてきていた合わせ面には固まった冷却水とガスケットのカスが付いているので、スクレーパーと砥石で削って綺麗にします。

綺麗になりました♪漏れた冷却水が飛び散っていた部分は、水をかけてブラシで擦り、綺麗にしました(^^)/

新品のサーモスタットをボルトで取り付けていきます。この日は夏日で、工場は扇風機があってもとても暑く、汗だくでした…。メカニックは本当に過酷な環境で作業をしているのだと実感しました(@_@;)予防でラジエターロアホース、テンプセンサー、アッパーホースも取り寄せてあったので、一緒に交換しておきます。この時点で工場内36℃以上、、、、暑さで意識飛んじゃいそうです。

アッパーホースまで組み付けたら、冷却水を入れます。LLC(ロングライフクーラント)と水道水1:1の割合で冷却水を作り、少しずつ入れていきます。

冷却水を入れるときはエア抜きが必要となります。冷却水を少しずつ入れていき、アッパーホースに付いているエア抜き穴から冷却水が出てきたら、ラジエターキャップを開けたままエンジンをかけ、冷却水が流れるのを確認してキャップを閉めます(*^^)v

ヒーターを全開にしてしばらく置いておきます。冷却水を隅々まで行き渡らせるためなのだそうですが、この暑さの中ヒーターだなんて…(@_@;)

エンジンルームを元通り組み上げ、試運転をし、異常がなければエンジンが冷えた状態で再度冷却水の量を調整して作業完了です。それにしても暑かったです!!化粧が落ちることなど気にする余裕もなく、軍手で汗を拭っていたので顔は黒く汚れてしまいましたが、それでも自分で作業したので、すごい達成感を感じました(*^^)v

お客様の中にも、ご自身で愛車のメンテナンスをされている方がいらっしゃいますが、やはり自分で作業をすると愛着が増しますよね♪私も皆さんともっとメンテナンスの話も出来るようになれたらと今回、改めて感じました(^^)/また、貴重な休みを割いて指導して頂いた工場長には頭が上がりません。本当にありがとうございました!

今度、だいのじラーメンをご馳走させてもらいますね(^O^)/

今回は、ついでにリアのブレーキパッド交換もしたので、後日ご紹介させて頂きたいと思います。それではまた、次回もお楽しみに(^◇^)