こんにちは。サービス事務の安髙です(^^)/
ある日、車両移動をして事務所に戻ってきた工場長が「駐車場が面白いことになってるよ♪」と言うので、何だろう?と思いながら見に行ってみると、、、そこには驚くべき光景が広がっていました(゜o゜) “E30 C2 2.5”、 “E30 C1 2.3”、 “E30 B6 2.8仕様の325iTRG”が並んでいるではないですかΣ(・ω・ノ)ノ!!
あまりの衝撃に語彙力を失い、「やばかったです(*_*)」と工場長へ報告(笑)
つたえファクトリーで時々見られる“やばい光景”、皆さんもご来店された際には是非楽しんでみて下さいね♪

それでは本題です(`・ω・´)
今回ご紹介する車両はこちら!大排気量のV10エンジンを搭載したE60 M5です!

エンジンを始動することができないということでレッカー入庫となりました。
一般的にエンジンの始動ができないというと、バッテリー上がりやエンジン関連の不具合が考えられますが、今回はミッション関連の不具合によりエンジンがかけられない状態でした(; ・`д・´)
E60 M5に使用されているミッションは通常のマニュアルトランスミッションで、SMGという機構がクラッチ操作やシフトチェンジを行います。
このSMGの油圧ポンプ作動用のモーターが故障してしまい、油圧が上がらない為、車両側の制御によりエンジン始動ができない状態でした(@_@;)
実はこのトラブルは結構多く、S85エンジンでは定番の修理なんです(*_*)

それでは修理作業の一部ですが、ご紹介していきたいと思います(^^)/

ポンプはミッションの横に付いているので、リフトアップしてアンダーカバー、マフラー、遮熱板などを取り外します。

ポンプ(モーター)を外す作業スペース確保の為、ミッションを少し下げていきます。

モーターを外すために、まずはポンプを取り外します。ここのボルトはポンプ本体のボルトと似ているので注意が必要です!念の為サービスマニュアルで確認してから、確実に作業を進めていきます(`・ω・´)

やっとモーターが外れました!
SMGのモーターは油圧が下がると作動するようになっています。走行時には必ず作動をする部品なので、走行距離が10万kmを超えている場合は予防で交換してもいいかもしれませんね(^^)v

新品のモーターの取付けが完了しました!これでまた安心して乗れますね(*^^*)

タンクまで組み上げられたら、SMGオイルを補充します。

SMGリレーもトラブルが起きやすいので必ず同時交換です( `―´)ノ

最後に、サービステスターを使ってSMGのエア抜きを行います。
その後エンジン始動を確認し、各ステータス値を見ながら走行試運転を行い、問題なかったので作業終了です(^^)/
ご納車後、お客様から工場長宛てにお電話を頂きました。「とても調子が良いです!ありがとうございました!」というお礼のお電話だったと聞いて、私まで嬉しくなってしまいました(*^_^*)お客様の喜ぶ顔を見られたり、感謝の言葉を聞けるのは、私たちにとって一番嬉しい瞬間です!いつも本当にありがとうございます。これからも精一杯頑張りますので、宜しくお願い致します(^O^)

今年のお盆は、あいにくの天気が続き、少し肌寒くてなんだか夏らしさがありませんでしたね(^_^;) 皆さんはどのように過ごされましたか?
つたえファクトリーでは、交替でお休みを頂きながら通常営業していましたが、「お盆もやってるんだね~!」という驚きの声を多く頂きました。他のお店が休業中でも対応してもらえる。そんな痒い所に手が届くお店であれたらいいなぁと思います(*^^*)
私はこれから少し遅めの夏休みを頂いて、引越しをする予定です!今までは車で40分程かけて通勤していましたが、これからは自転車で通える距離になります(^^)v 通勤時間が短くなるので、料理や勉強を頑張りたいと思っています(`・ω・´)
カブリオレ君での通勤が出来なくなるのはちょっと寂しいですが、休日のご褒美としてドライブを楽しめたらいいなと思っています♪
仕事も(@_@;)、遊びも( `―´)ノ、これまで以上に頑張りますので、宜しくお願い致します!!

それでは、また次回お会いしましょう(^O^)