こんにちは。サービス事務の安髙です♪
梅雨が明けて一気に暑さがやってきましたね(;^ω^) 二十四節気は「大暑」。暦の上では1年で一番暑い時期です。
そしていよいよ東京オリンピックが始まりました!コロナ禍での開催には賛否両論ありますが、これまで練習に励んできた選手の皆さんが、オリンピックの舞台で全力を出し切り、悔いのない結果を残せたらいいなと思います(`・ω・´)
時差を気にせずリアルタイムで観戦できるのも、自国開催の醍醐味ですよね♪ 個人的には、競泳の池江璃花子選手の活躍に期待したいです(*^^*) 私もテレビの前で精一杯応援するぞ~(^O^)

それでは本題です。今回ご紹介する車両はこちら!F10 523iです(^^)/
エンジンからのオイル漏れがあるということでご入庫頂き、点検したところBMWのオイル漏れの定番とも言えるオイルフィルターハウジングからの漏れが見つかりました。
注文した部品(ガスケット)が届きましたので、早速作業に入っていきたいと思います。

まずは下準備(^^)
ボディに傷や汚れが付かないようにフェンダーカバーをしてから作業を始めます。

赤丸で囲ったところがエンジンのオイルフィルターハウジングです。この中にエンジンのオイルフィルターが入っていて、黒い蓋を外すとフィルターを交換することができます。
エンジンオイルは、オイルパンからポンプで吸い上げられ、このオイルフィルターを通ってろ過されてからエンジンの各部に送られる仕組みになっています。オイルフィルターハウジングは圧力のかかった100度を超える高温のオイルが通る場所なので、ガスケットの劣化も早く、オイル漏れしやすい場所なんです(; ・`д・´)

では作業を見ていきましょう(*^^*)
まずはエンジンの化粧カバーを外します。

オイルフィルターハウジングの取り付け部は、オイルが漏れて茶色く汚れています(@_@;)

冷却用のオイルクーラーを取り外したところです。水冷式のオイルクーラーなので、冷却水がこのオイルクーラー内を流れています。

続いて、オイルフィルターハウジングをエンジンから切り離すために3本のボルトを外します。
たった3本のボルトで付いているだけなのですが、そのうちの1本がインマニをずらさないと外すことができず、これが結構大変なんです((+_+))

インマニをずらすため、上についているDMEを外します。こちらはエンジンの制御用コンピューターです(*^^)v

オイルフィルターハウジングが外れました!これでガスケットを交換することができます(^^)

取り外したガスケットは、劣化してプラスチックのように硬くなり、ガスケットとしての役目を果たせない状態になっていました(゜o゜)
こちらを新品のガスケットに交換し、元通り組み上げたら作業終了です(^O^)

常に油圧がかかっているオイルフィルターハウジングは、漏れ出すとどんどん悪化してしまうため、早めの修理をお勧めしています。オイルが減ってしまったり、焦げ臭いにおいがする場合はオイル漏れの可能性がありますので、お早めにご相談下さいね(`・ω・´)

余談ですが、本格的な暑さがやってくるこの季節、私は毎年鼻炎に悩まされていることに気が付きました(・_・;) 花粉シーズンでもないこの時期に?と疑問に思いながら耳鼻科へ行ってみると、「カモガヤアレルギー」かもしれないとの診断が(゜o゜)
あまり聞き慣れない植物ですが、空き地や川沿いなどによく生えている雑草で、6月~8月に花粉のピークを迎えるそうです。
同じように夏場のアレルギー症状に悩まされている方は、一度アレルギー検査をしてみることで、何か対策が出来るかもしれません(*^_^*)
新型コロナウイルスや熱中症にも気をつけながら、今年の夏も元気に乗り切りましょうね(^^)/

それではまた次回、お会いしましょう♪