こんにちは。サービス事務の安髙です♪

関東でも不安定な天候が続き、各地で例年より早い梅雨入りが発表され始めましたね。

しとしとと降り続く雨を眺めていると、「五月雨(さみだれ)」という言葉がふと頭に浮かびました。

梅雨といえば6月なのに、なぜ「五月雨」なのでしょう?(゜-゜)

実は、「五月雨」は旧暦5月に降る雨のことを言い、新暦6月頃に降る雨、つまり梅雨のことを指しています。季節が前倒しになってしまっている今年は、「五月雨」という表現をしても間違いではないのかもしれませんね(^_^;)

一方で「五月晴れ(さつきばれ)」は、旧暦が使われていた頃は梅雨の晴れ間を表す言葉でしたが、現在は5月の清々しい晴れ模様を表す言葉として使われています。

同じ「五月」なのに、使われる時期も読み方も異なる2つの言葉。日本語って難しくて面白いですよね(^^♪

それでは本題に入っていきましょう。

今回作業するのはこちら(^^)/ F10 M5です!

このblogでは初登場となりますので、少しご紹介させて頂きたいと思います(*^_^*)

BMW M社が手掛けた5シリーズベースのハイパフォーマンスセダン“F10 M5”は、モータースポーツで培った経験をもとに、高いドライビングパフォーマンス、卓越した俊敏性、日常でのオールラウンドな機能性も持ち合わせており、大人5人が乗れる4枚ドア、荷室容量もしっかり確保しているので、走りだけではなく普段使いもしやすい車です!

かつて世界最速の4ドアセダンだったM5の5代目となり、その開発コンセプトには変わりなく、遺伝子を隆々と受け継いでいるのがこのモデルです(^_-)-☆

広々とした室内空間と、V型8気筒DOHCツインターボエンジン。私が憧れている車の中の1つです(*´Д`)

ついつい前置きが長くなってしまいましたが、今回はそんなF10 M5のミッションのオイル漏れ修理について記載していきたいと思います(`・ω・´)

先代E60 M5に搭載されていたミッションは「SMG(シーケンシャル・マニュアル・ギアボックス)」でしたが、F10 M5には「DCT(デュアル・クラッチ・トランスミッション)」が搭載されています。

シングルクラッチでシフトチェンジにタイムラグがあり、トルク伝達が途切れるSMGに対し、奇数と偶数のそれぞれのギアの動力伝達を受け持つ2つのクラッチが備えられたDCTは、トルク伝達が途切れることがなく、より素早い変速が可能になりました(*^^*)

今回の車両は、DCTオイルパンとサイドカバーからのオイル漏れが見つかった為、修理でのお預かりとなりました。

では早速作業を見ていきましょう!

まず、ミッション下のアンダーカバーを外しました。

漏れたオイルが付着してオイルパンが黒光りしています(; ・`д・´)

オイルパンを外すので、オイルを抜いておきます。

抜いたオイルは比較的綺麗な状態でした(^^)

そしてこちらが今回の最大の難関、ミッションのサイドカバーです。

上のネジがとても狭い所に付いているので、手が大きい人(大内工場長など)は大変そう、、、(;^ω^)

オイルパンは簡単に外れました(^^)v

中央に見えるのがストレーナーで、ゴミや鉄粉などを除去してくれています。ストレーナーも同時交換となるので、外していきます。

ミッションを少し下げて、無事にサイドカバーとオイルパンが外れました(^^)/

簡単に書いていますが、結構時間のかかる作業です(@_@;)

今度は新品のオイルパンとストレーナー、サイドカバーガスケットを組み付けていきます。

組み付けが完了したら、オイルを補充します。

最後にサービステスターを使って規定温度でオイル量を調整したら、学習値をリセットして走行試運転をし、再度リフトアップして漏れがないことを確認して作業終了です(^O^)

新品のオイルパンとストレーナーに交換して綺麗なオイルに入れ替え、ミッション廻りを一新したので、これでM5本来の走りを楽しんで頂けると思います(^^)/

先日の雨上がり、つたえファクトリーの駐車場には綺麗な夕焼け空が広がっていました。

雨が続くと、雨上がりの空の美しさや貴重な晴れ間のありがたみに気付くことが出来ます(*^^*)

梅雨の期間はちょっと憂鬱な気分になりがちですが、今年はいつもと違った景色を楽しみながら過ごせたらいいですよね♪

季節の変わり目で寒暖差が激しいので、皆さんもお身体に気を付けて下さいね。

 

それではまた次回、お会いしましょう(●^o^●)