こんにちは。サービス事務の安髙です(^O^)

2週間に亘って開催されていた東京2020パラリンピックも遂に幕を閉じました!メダル獲得や入賞など、毎日嬉しいニュースが飛び込んでくる中、パラアスリートの皆さんの前向きなコメントにも感動をもらいました(*^^*)

特に印象的だったのは、競泳の成田真由美選手の「元気よく生まれてきて、障害と病気を与えてもらって、大嫌いな水泳が大好きに変わって。本当にたくさんの人たちと出会って、みんなに感謝の気持ちでいっぱいです。」という言葉でした。

成田選手は、13歳の時に脊髄炎による下半身まひで車いす生活になりましたが、23歳で知人に誘われて水泳を始めると、1996年のアトランタ大会から3大会で通算15個の金メダルを獲得し、「水の女王」と呼ばれるまでになったそうです(゜o゜)

パラアスリートの皆さんに共通する事だと思いますが、障害を自分の長所と捉え、味方にして競技に挑む姿は、本当にカッコイイと思います(^_-)-☆ 少しの困難にぶつかっただけで諦めていた自分が恥ずかしくなりました。私も選手の皆さんを見習って、自分自身の限界を決めず、新しい事にもどんどん挑戦していこうと思います(`・ω・´)

さて、今回の不定期日記では、F20 120iの修理をご紹介したいと思います(^^)v 走行中にエンジンが止まってしまったということでレッカー入庫されました。

点検の結果、燃料の高圧ポンプが壊れてしまっていることがわかりました(; ・`д・´)

この車両に搭載されているN13エンジンは燃焼室に直接ガソリンを噴射する為、圧縮圧力に負けない燃料圧力にしなければなりません。そのため、通常の燃料ポンプ(低圧)だけではなく、エンジンルーム内に高圧ポンプも取り付けられています。

燃料タンクに付いている低圧のポンプでガソリンをエンジンルームまでは普通に送り、エンジンに付いている高圧ポンプでさらに加圧してインジェクターに供給する仕組みになっています(^^)

それでは早速作業を見ていきましょう!

高圧ポンプが取り付けられているのは、エンジンの後ろ側です。作業スペース確保のため、エンジンのカバー類や補強バーなど部品を外していきます(`・ω・´)

矢印の辺りに高圧ポンプが付いています。

もう少しカバーを外していきます( `―´)ノ

やっとポンプが見えました(^^)

ポンプ自体はネジ2本で取り付けられているだけなので、簡単に外すことができます(*^^)v

今回の作業担当は大内工場長(^◇^)

ホースの再使用はトラブルの元になるので同時交換します。

新しいポンプはコネクター形状が変更されているため、配線加工をして取り付けます(`・ω・´)

無事に組み上がりました!

フューエルポンプリレーも交換し、エンジンをかけて問題がないか確認したら試運転を行い、最終チェックをしていきます。

サービステスターでエラーコードも載っていなかったので、外したカバー類を戻して作業終了です(^^)/

最近、N13エンジンの高圧ポンプ故障が増えてきたように思います(@_@;) 部品代が高額なため、予防的に換えるにはちょっと勇気がいりますが、ポンプリレーだけでも5~6年に一度は交換しておくことを意識しておいた方がいいかもしれませんね(;^ω^)

気づけば空もすっかり秋模様になりました。日中はツクツクボウシ、夜はスズムシの鳴き声が聞こえるようになり、秋の訪れを感じると共に、夏の終わりを寂しくも感じます(*^_^*)今年の夏はなんだかあっという間でしたね。

私は無事に引越しを終えて、元気に自転車通勤をしています!カブリオレには頼らないと決めて、暑い日も大雨の日も自転車で頑張っています(笑) 車とは違った景色が見られて、新たな発見もあったりして楽しいですよ♪

朝晩は肌寒いくらいになり、日中との寒暖差が激しくなってきましたので、皆さんも体調を崩さないよう気をつけてお過ごし下さいね。

 

それではまた次回、お会いしましょう(^O^)