皆さんこんにちは。

今回のブログは、商品車として仕入れた車輛の仕上げ作業の1つとして行われているヘッドライトカバー磨きの紹介です。

※ヘッドライトカバー磨きが行なえるのは車輛の白濁化の状態次第となっており、全車に行われている訳ではありません。

 

皆さんのBMWのヘッドライトカバーは白内障のように白く濁ってたりしてませんか?

E30やE34、E36のヘッドライトカバーはガラス製でしたが、BMWをはじめとする現在の自動車のヘッドライトカバーはほとんどがアクリル製になっています。

アクリルはガラスと比べ割れにくく飛散しないという安全上の利点と、加工のし易さという製造上の利点がある反面、ガラスよりも軟らかい樹脂素材となるため表面に細かな傷がつき易く、紫外線に弱いことから経年劣化による黄ばみや汚れにより白く濁ってきてしまいます。

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白濁化が進むと見た目もさることながら、前照灯の光を通しにくく光量が低下することで夜間の運転にも支障がでてきます。

もちろん、状態がひどければ車検における光軸・光量検査を通過することもままなりません。

E46型などBMWのいくつかの車種ではヘッドライトカバー自体を交換して対策することができますが、それ以外だとヘッドライト交換ということになってしまいます。

ヘッドライト交換となればそれなりの出費を覚悟しなければなりませんが、白濁化のダメージがヘッドライトカバー表面についたものであれば耐水ペーパーやコンパウンドを使って磨きあげることで対処することができます。

※ヘッドライトカバーが取り外しできない一体型のヘッドライトの場合、カバー内側の白濁化については残念ながら磨きでの対応が行なえません。

ボディが傷つかないようヘッドライト廻りにマスキングを施したあと、耐水ペーパーを使って丁寧にヘッドライトカバー表面が綺麗になるまで磨いていきます。

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ヘッドライトカバー表面が綺麗になったら、粒子の細かいコンパウンドを使って下地処理されたヘッドライトカバー表面を更に磨き上げていきます。

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ヘッドライトカバー磨きは傷や汚れとりの為の磨きと、仕上げの磨きという工程でボディーコーティングの下地処理工程とほとんど変わらない内容ですね。

磨き終わったヘッドライトカバーはこんな感じで細かな傷も消えて透明度が復活しました(>ω<b!!

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この作業は思っている以上に時間が掛かり、仕上がりについても車種や曇り具合の程度によって変わってきます。

状態や車種によっては対応できないということもあります。

現在このヘッドライトカバー磨きはサービスメニューとして設定されておりませんが、ご希望される方は一度スタッフにご相談下さい。

 

道具さえ揃えれば自分でもできそうな気もしますが、耐水ペーパーやコンパウンドを使った磨きは慣れていないと失敗する恐れがあるのでDYIでの作業は正直お勧めできません。

昔昔・・・コンパウンドでボディーを磨き過ぎて下地が出てきてしまったという苦い経験からなんですが、もしDIYにチャレンジするのであれば市販のアクリル板を使って練習してからやることをお勧めしますよ(>A<b

 

私達は、長く快適なBMWライフを満喫いただくため、トレーニングを受けたメカニックがメンテナンスさせて頂きます。

他店でBMWをご購入された方でも「Tsutae’s Check Up」でBMWの診断をさせて頂きます。

つたえファクトリーでは、法定12ヵ月点検以上にBMW専用の点検項目を設けた「Tsutae’s Check Up」をご提供しております。この点検内容は、「即交換」「早期交換」「予備交換」と3段階に分けた診断書をお渡しし、今後のメンテナンス計画についてコスト面も踏まえながらメンテナンスさせて頂きます。

私達はBMWを身近に感じているパートナーとして、様々なご要望にお応えして参ります。

 

それでは皆さん、また次回のブログでお会いしましょう!!