皆さんこんにちは。

今回のブログは、展示車輌から”六本木のカローラ”の異名を持つ「E30 325i」をご紹介させて頂きます。

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このE30は、メルセデス190Eシリーズをライバルとした2代目3シリーズとして1989年から1993年に販売されました。

E30のデザイナーは、2代目BMW・7シリーズ(E32) や2代目・3代目5シリーズ(E28、E34)等を手掛けたクラウス・ルーテで、滑らかで全体的に丸みを帯びたデザインが特徴になっています。

E32、E28、E34と同じようにBMW伝統とされる4灯式ヘッドライトが搭載され、サスペンションにはフロントがシングルジョイント・スプリングストラット、リアがセミトレーリングアーム式を採用。

M3を除くE30に搭載されたエンジンは、直列4気筒SOHCエンジンモデルが1.8L、直列6気筒SOHCエンジンのモデルで2L、2.5L、2.7Lの3種類があり、ボディタイプとして2ドア、4ドアセダンの他にカブリオレやツーリングが存在します。

E30は、造りの良い軽量化された車体から繰り出される吹け上がりの良いエンジンレスポンスとスポーティなハンドリング特性で世界的に人気を博し、日本でもバブル景気に支えられ数多く販売されたことで、”六本木のカローラ”と称されるようになったんですよね。

そんなE30ですが、店頭で販売されているのは直列6気筒SOHCエンジンを搭載した325iセダンというモデルになります。

4ドアセダンという点では一番多く販売されたモデルになると思いますが、2.5Lエンジン搭載モデルは国内販売台数も少なくレアな1台と言っていいでしょう。

E30の特徴の1つがこのボンネットの開き方で、私がE34に乗っていた当時のオフ会などでは駐車場に整列してボンネットを開けて記念撮影とかやってましたね~(>ω<b

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ボンネットを開けてエンジンをかけると、今時の電子制御とは違った懐かしさをも感じるエンジン音が響きます。

E30の車内は今時の車と比較すると狭く感じるかも知れません。

しかし、外車だけに体のデカい外人が乗ることを想定して作られているせいでしょうか?

5ナンバーサイズのコンパクトボディの割には広い空間が確保されていたりします。

後部座席の足元は流石に広いとは言えませんが、セダンということもあり今時のコンパクトセグメントくらいの空間は確保されていて、前席は180cm近くある私が座っても狭いとは感じないくらいの広さはあるので、そうとう大柄な人でもなければ狭くて耐えられないなんてことは無いでしょう。

驚きなのは、この年式の車にありがちなシート地の破れなどが無いことですね。

前オーナーが大事に乗られていたのがよく分かりますね。

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運転席に座ってエンジンをかけ、アイドリング状態から少しエンジンを吹かしてみます。

どうですか?

流石BMWといったところでしょうか、2.5L直列6気筒SOHCエンジンがいい感じで吹け上がります(>ω<b

これも前オーナーが愛情込めてメンテナンスをしっかりしていた証拠ですね!!

ん?音が小さくて分かり難い(-ω-;

それでは今度は後ろに回ってエギゾーストノートを聞いてみましょう!!

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どうです?ノーマルのマフラーですがいい音が出てるでしょう(>ω<b!!

ほんと、思わずニヤけてしまいますよねw

E30のようなクラシックカーと呼ばれる車に乗ると、現代の車は良くも悪くも単なる移動手段としての道具的な位置づけになっているように感じます。

快適装備に快適空間・・・電子制御・・・自動運転・・・etc。

BMWは”駆け抜ける歓び”のコンセプトに基づいた車造りで、車を運転する本当の楽しさを忘れないメーカーの1つであることは間違いないと思いますが、

「テクノロジーの進歩」だけじゃないぞと、E30は車というものへの考え方を原点発起させるというか、今時の車が無くしてしまった何かを思い出させてくれている気がするのは私だけでしょうか?

そんな古き良きBMWの雰囲気を色濃く残すE30に興味のある方は、是非一度つたえファクトリーにお越しください!!

展示車両「E30 325i」のお問い合わせは、以下のお問い合わせページからどうぞ!!

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それでは皆さん、また次回お会いしましょう!!