車検のために入庫したE46のフューエルフィルター交換についてご紹介します。

今回のフューエルフィルター交換は入庫した車両が10万キロを超えていたため予防措置としての交換となります。

フューエルフィルターとは、燃料であるガソリンをエンジンに送る際のフィルターです。

フューエルフィルター交換はあまりメジャーとは言えませんが、交換しないままでいると詰まってしまい、適切な燃料がエンジンに送られなくなってしまいます。

この車両のようにフューエルレギュレーター付きのフィルターの場合、目詰まり等でバキュームホースが切れると燃料濃度が上がってエンジン不調を引き起こすこともありますので、不具合が出る前に早期予防しておきたい部品の1つです。

下の写真が交換前のフューエルフィルターですが、新車当時のコーティングが付いていることから1度も交換されていないようでした。

E46-ff1

こちらが交換後のフューエルフィルターで、同時にバキュームホースも交換しています。

E46-ff2

部品本体だけの交換もありでしょうが、この手の部品は本体側の機能が正常化することで経年劣化しているゴムホースが耐えられなくなり切れてしまうなどの可能性があるため同時交換が推奨され、別々に依頼するよりも工賃を抑えられるので、ホース同時交換はお財布にも車にもやさしい選択と言えるでしょう。

年式の古いお車や、5万キロを越えているお車の方は、ホース含めフューエルフィルター交換を検討されてみてはいかがでしょうか?

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