こんにちは。サービス事務の安髙です(^^♪

白血病からの復活を期す競泳女子の池江璃花子選手が、昨年12月の退院後初めて練習を公開したというニュース(^O^) 「約2時間で約3000メートルを泳いだ」という池江選手の順調な回復ぶりに、テレビを観ながら思わず微笑んでしまいました(*^^*) 3月に406日ぶりにプールに入った時の嬉しそうな笑顔もとても印象的でしたが、10月に開催予定の日本学生選手権でのレース復帰を目指しているとの事で、その志の高さにも驚かされます。実は私も1歳からベビースイミングに通い、小学校低学年から育成コースでバンバン泳いでいたので、競泳はとても身近なスポーツなんです♪ 池江選手の今後の活躍が楽しみですが、「みんなより一歩でも前へ出られるよう強くなりたい」とのコメントからも分かるように、人一倍頑張る方なんだと思います。でも、せっかく回復した体です。目標は持ちつつ水泳を楽しんでほしいですね(*^_^*)

さて、今回の不定期日記では、E46 M3 MTのクラッチ交換作業をご紹介します!

クラッチ交換作業は今まで何度かご紹介しましたが、今回はお客様のご要望によりOS技研のツインプレートクラッチを取り付けることになりましたので、ご紹介していきたいと思います(^O^) きっと一番ワクワクしているのは、実際に作業をする石井さんですね( *´艸`)

それでは早速作業を見ていきましょう♪

まずはアンダーカバーや補強プレート等を外して、“最大の難関”マフラーを外していきます。なぜ最大の難関かと言うと、、、一人で外すのが困難だからです(; ・`д・´)

ここは隣で作業をしていた、つたえファクトリー新メンバーのベテランメカニック追川さんに手伝ってもらいました。最強の助っ人のおかげで無事にマフラーが外れました(^^)v

続いて、プロペラシャフト、ミッションマウントを外したら、エンジンハンガーをセットしてエンジンとミッションを傾け、ミッションを降ろす準備をします。

無事ミッションが外れました!

この車両はSMGではなくMT車なので脱着は簡単です(^^)/ SMGの場合は、自動でクラッチを切ったりギアを変えたりしてくれる油圧機構がミッション本体に付いている為、それを外さなければならないんです(@_@;)

それでは内部の状態を確認していきましょう。

レリーズベアリングやインプットシャフトが少し焼き付き錆で茶色くなっています。ベアリングの動きも少し渋いような感じでした(・_・;)

次にクラッチカバーを開けてチェックしていきます。クラッチディスクが摩耗で薄くなり、スリットが無くなってきています、、、カバーにも焼き付いた後が見られます。今まで12万km、トラブルを起こすことなく頑張ってくれたクラッチに本当に感謝ですね(`・ω・´)

せっかくミッションを降ろしたので、クランクシャフトのリアシールとミッションのフロントシールも同時に交換します(*^^)v もちろんパイロットベアリングも新品交換です♪

そして遂に来ました!石井さんも大好きなOS技研のツインプレートクラッチ!カッコいいですね~\(^o^)/

熱い走りをしても確実に受け止めてくれる圧着力、軽量フライホイールによるレスポンスアップ、シフト操作が楽しくなること間違いなしです( *´艸`) いいなぁ~♪

分解してみると、いつもと違っていっぱいプレートが入っていて、左からカバー、プレッシャープレート、ディスク、センタープレート、ディスク、フライホイールとなっています。ディスクが2枚入っているのでツインプレートなんですね(*^^*)

ミッションに専用のレリーズベアリングを取り付けます。強化クラッチではこのベアリングこそ操作性の肝になります。プレッシャープレートとベアリングの当たり方でクラッチの重さが変わってしまうんだそうです。写真では見えませんが、レリーズフォークのピボットを樹脂ではなく金属の強化品へと変更しています(^O^) ピボットはレリーズフォークの支点となる部分で、クラッチのプレッシャープレートがかなり強くなっている為、当然強化しなければなりません(゜-゜)

そして、センター出し工具を使ってクラッチを組んでいきます。シングルのクラッチならセンター出しの工具を使用しなくてもなんとか組めますが、ツインプレートになると2枚のディスクのセンター合わせをしなければならないので、特殊工具は必須です。無いと本当に組めません((+_+)) 正確に位置を合わせなければインプットシャフトが入らないので、ここは慎重さが肝心です(; ・`д・´)

クラッチが組めたので、ミッションを取り付けます。残念ですが、カッコいいクラッチが見えなくなりました(;^ω^)

無事に組み上がり、試運転も問題なかったので作業終了です(^_-)-☆

このクラッチはベアリングも専用品に交換しているためペダル操作も軽く、半クラがとても分かりやすくて発進も楽々、ストレスフリーです。街乗りでも気を遣わずに使用できそうですね(*^^*) また、エンジンレスポンスも良くなり、ストリートからサーキットまで、幅広くオススメできるクラッチです♪ 「昔のツインプレートとは大違いだ!」と石井さんも工場長も言っていました(;^ω^)

最近私もMT車を運転させて頂く機会が多いので、MT車が欲しくなってきました、、、なんて言っているとカブリオレ君が拗ねてしまいそうですが、うちの子もMT換装出来たらいいのになぁ(*´Д`)

最後に、自慢の1枚を見て下さい!(^^)/ 無事に「3級自動車ガソリン整備士」として登録を受け、待ちに待った標札が出来上がったので受け取ってきました♪ カッコいいですね~(^O^) 私も“整備士”として、皆さんの疑問や相談にもお応えできるよう、もっともっと勉強していきますので、これからも宜しくお願いします(*^_^*)

 

それではまた次回、お会いしましょう(^◇^)