皆さんこんにちは。
今回はE46のリアトレーリングアームブッシュ交換についてご紹介します。
BMWでブッシュ交換と言えば、フロント足廻りの肝となるコントロールアームブッシュがメジャーですが、今回はあまり聞きなれないリアトレーリングアームブッシュの交換となります。
フロントとに肝となるブッシュがあるように、リアにも肝となるブッシュがあるんです。
それが今回紹介するトレーリングアームブッシュです。
写真はリアの足回り。
これがトレーリングアームブッシュ・・・ちょっと分かりにくいですね(^^;
ちょっと話はずれますが、皆さんはBMWの醍醐味って何だと思いますか?
テレビコマーシャルで”駆け抜ける喜び”と連呼し続けているので、走り!!ということだということは皆さん知っているかと思います。
BMWが元々飛行機のエンジンを作ってた歴史があるため、エンジン屋というのは有名な話なので、”エンジン=走り”のイメージで捉えている方も多いのではないでしょうか?。
でも、BMWの走りはエンジンだけじゃないんですよね。
足廻りに関しても“オタク”だなーって思っちゃうくらい、セミトレーディング構造のシンプルな足廻りに徹底してこだわって作られているんです。
国産勢はこのシンプル構造のセミトレを極める事ができず、より優れているとされるマルチリンク化に切り換えていきました。
にも関わらず、BMWはこのセミトレにこだわってマルチリンクに負けない、それ以上のスタビリティーを持った足廻りを完成させたんですよね。
いやはや、このこだわりは脱帽以外の何物でもない。
(-ω-「予断ですが・・・”オタク”は外国だと”こだわって貫き通す人”ということで褒め言葉なんですよw」
ん?話が脱線しまくってますよね・・・(-ω-;
何が言いたいかというと、BMWのこだわり抜いて作った足廻りを生かすも殺すも、肝となるブッシュ次第ってことです。
BMWの芸術的な足廻りは、1つ1つのパーツの総合バランスからなるものと言っても過言ではありません。
そのため、各パーツのバランスが崩れればBMW本来の足廻りではなくなるということですね。
ブッシュが肝と言われるのは、ブッシュを還して組み合わさる各パーツのバランス調整の役割を担っているからです。
写真は専用工具を使ってトレーリングアームを外さず作業する様子。
リアのトレーリングアームブッシュがあまり話題にでないのは、フロントほど負荷がかからないため消耗が遅いという理由からなんですね。
距離数が多く、フロントブッシュは交換したけどまだ頼りない気がするといった方は、BMW本来の粘る足を復活させるのに効果的面ですので、是非トレーリングアームブッシュの交換を検討してみては如何でしょうか?
それではまた、次回お会いしましょう!!
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