こんにちは。サービス事務の安髙です(^O^)/

皆さん、6月キャンペーンの「WAKOS パワーエアコンプラス施工」はもうご利用頂きましたでしょうか?毎年大変ご好評頂いているキャンペーンなのですが、昨年モニターとして施工した私のE46カブリオレは、1年経っても効果がバッチリ持続していて、暑い日でも涼しく快適です♪「WAKOS パワーエアコンプラス」は、冷房効率の向上だけではなく、エアコン使用時の燃費悪化やパワーロスの低減効果もありますので、是非この機会にお試し下さい(^◇^)

今回の不定期日記では、現行2シリーズ グランツアラーのATF交換についてご紹介させて頂きたいと思います♪

私もあまり知らなかったので調べてみたのですが、「グランツアラー」は、BMW初のFF(前輪駆動)で話題を集めている「アクティブツアラー」をベースに3列シート化されたモデルなのだそうです。コンパクトな外観からは、シートが3列もあるなんて想像もつきませんでした\(◎o◎)/!

今までのBMWとは少し違ったボディ形状ですが、FFはプロペラシャフトを必要としないため、室内スペースを広々確保できるんですね♪

 

つたえファクトリーでは、BMW用のATF交換メニューを、お車の状態に合わせて3コースご用意させて頂いております。

<ステップ1>

下抜き交換

・年数は経過しているが走行距離が20,000km台の車両

・ATFを約20,000km毎に定期的に交換している車両

<ステップ2Ver1>

下抜き交換+ストレーナー交換

・ATF交換としては一般的な方法です。

・A/T内部のオイルストレーナーを交換し、オイルパン内にある鉄粉除去用マグネットの清掃をします。

・走行距離40,000~70,000kmの車両にお勧めしています。

<ステップ2Ver2>

下抜き交換+ストレーナー交換+圧送循環(全量)

・ステップ2Ver1よりもA/Tミッション内部を更に綺麗にされたい方(走行距離が多い方)

・今よりも更にフィーリングを良くしたい方

・ミッション本体のコンディションを良い状態に保つにはこの方法が一番です。

・隅々までオイルを交換できますので、シフトショックが減りフィーリングも良くなります。

・最終ステップとして行う事をお勧めしています。

※一部車両では全量交換できない場合があります。ご相談下さい。

 

通常はステップ2Ver1をお勧めしていますが、この車両は長寿命のストレーナーを使用しており、部品供給がないため、ステップ1での作業となりました。

 

それでは、作業を見ていきましょう(^O^)/

FFは、エンジンルームにエンジンとA/Tミッションが収まっているんですね♪

リフトアップして、ATFを抜いていきます。49,000キロ無交換のオイルなので、真っ黒に汚れていました(@_@;)

それでは、新しいオイルを入れていきましょう♪

FRのBMWのATF交換では、車両をリフトアップして下側からA/Tギアボックスへ直接オイルを注入できますが、FFのBMWは、エンジンルームを開けてエアクリーナーボックスを外し、A/Tギアボックスの真上から直接オイルを入れていきます。

ドレンプラグの先に付いている筒の部分からオイルが溢れてきたら規定量です(^^)/

BMWのATFは温度管理により正確な量の調整が必要なため、専用テスターを使ってATFの温度を見ながら入れていきます。BMWって難しい…(@_@;)

 

試運転、専用テスターによるディフェクトメモリーチェックを行い、作業は終了です♪

 

メーカーではATFは無交換で良いとされていますが、49,000km走ったオイルは真っ黒でした。FFであるF46グランツアラーは、A/Tミッションがエンジンルームに収まっているため、FR車のA/Tに比べて熱の影響を受けやすい構造になっています。また、現行車両はA/Tの多段化により、ATFの容量的にも余裕が少ないため、A/Tをより良い状態で保つためにも、ATF交換は必要なのだそうです。つたえファクトリーでは、40,000kmに一度のATF交換をお勧めしています(*^^)v 変速時のショックや燃費低下が気になる方はお気軽にご相談下さい♪

 

それではまた、次回の記事もお楽しみに(^◇^)