「E30の反逆」の第17弾、ジャーマン記事2009年11月の改訂版です。

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皆さんこんにちは。

かなり涼しくなり、すっかり秋の空気になりましたね。

工場内も夏の猛暑から一転、とても作業が行ないやすい環境になってきました。

「秋」は一番のドライブシーズン!!

1台でも多くのBMWオーナーさんに、「駆け抜ける喜び」を堪能してもらえるよう力を入れてまいります!!

さて、今月で毎月更新を行っていた「E30の反逆」が期間終了となります。

計画通りには進んでいないのですが、プランにあって紹介していないものは「つたえ工房のちっちゃい挑戦」のコーナーで数カ月置きに紹介していく予定です。

なので、今月は「E30の反逆」に一区切り付ける意味で、「E30の現在までの仕上り状況」を総集編として紹介します。

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今回のE30は、「大人仕様」を目指して改良を加えていきました。

そのため派手な改造は行っていませんが、「長持ちさせる」為の内容が多い企画でしたね。

では、機関の方から紹介しましょう。

エンジンは最近ヘッドを下し、(7月号)燃焼室、ポートなどを洗浄しシール類の交換とバルブシートなどの機密チェックを行ってあります。

※. 記事には記載していませんが、ハイコンプ加工及びバルブシート合わせ(0.3mm以下の線上に)を行ってるチューニングエンジンなのでこの辺も押さえておきました。

また、アーシングについても取り回しとバッテリー本体のマイナスを強化することでトルクを出しやすくし、「マフラー」もオリジナルマフラー(プロトタイプ、ノーマル遵守タイプ)を取り付け乗りやすさを追求してます。

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ミッションに関しては、フライホイールの軽量化(18%削り)クラッチカバーと共にバランスを取り、ミッションオイルにはワコーズのスキルGを保護目的で入れました。

そして、足廻りに関してはBTSキットからコニーのショックにサスペンションを「フロント」アイバッハ、「リア」スポーツバージョン用純正を使用しスタイルと乗り心地を重視しました。

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また、標準よりもトーをアウトに入れ、タイヤをブリジストンの「ドーナツ」に変更する事で街乗りでも「ゴツゴツ感」が出ず「回頭性」を重視にしたセッティングを施して乗りやすくしました。

また、ブレーキに関してはロッキード製の強化パッドにアテ製ブレーキオイル「ブルーレーシング」を使用し、強力なブレーキングを確保しています。

補機類に関しては、エアコンホース交換(HI、LO)、ブロアーレジスター交換を施しました。

※. この年式だとエアコン関係が弱いため、予防対策としては必要不可欠です。

その他の改良点としては、「六本木のカローラ」と称された当時の雰囲気を再現させるための装飾?です。

まず、遣れてしまったシートを当時の雰囲気をそのまま残す「レカロシートLS」に換装。

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ステレオもメーター色に合わせ、「アンバー」色のイルミネーションの物(SANYO製)を使用し、リアスピーカーには当時の置き型「ボーズ製」スピーカーを取り付けました。

※. フロントスピーカーは隠れてしまうので、パイオニアの14cm 2Wayを取り付けてます。

以上が現在の仕様となりますが、E30発売当時の雰囲気をそのまま残した感じに仕上がっていると思います。

「E30の反逆」のコーナーは、これでひとまず終了となります。

「E30の反逆」は、2008年~2009年に雑誌ジャーマンカーズに掲載されていました。

当時開発中であった各オリジナルパーツは既に商品化されており、オリジナルパーツのページでご覧頂くことができます。

次回からは「Z4」を題材にした内容を、ジャーマン過去記事の改訂版として順次更新していきます。

それでは皆さん、また次回お会いしましょう!!