こんにちは。サービス事務の安髙です(^^)/

皆さん、「ジャーマンカーズ 10月号」(奇数月8日発売)はもうご覧になりましたか?今ではすっかりお馴染みとなっておりますが、私が当初つたえファクトリーを知った時は、「雑誌にまで掲載されているお店なんだ(゜o゜)」と衝撃を受けたのを覚えています。今回は、レンタカーのご紹介、BMW MINI特集、昭和の絶品ドイツ車特集、連載企画「BMW E90 ファインチューニング」ページに掲載して頂いております!私も最近“MINI”と“MT車”が気になっていたので、読みながらワクワクしてしまいました(^O^)新たにコンバーチブルも加わり、豊富なラインナップとなったBMW MINIを是非店頭でご覧になってくださいね♪

今回の不定期日記では、E46 M3のリアトレーリングアームブッシュ交換についてご紹介させて頂きたいと思います!

今回は車検でのご入庫。どうせなら足廻りも調整してほしいとの事で4輪アライメント調整もご依頼頂きました。が、車検受入れ点検時にトレーリングアームブッシュが切れてしまっていることが判明!(>_<)急遽こちらのブッシュも交換して頂き4輪アライメントを測る事になりました。

このブッシュは、リアタイヤとボディをメインで支えるアームの根元に取り付けられていて、アライメント(トー)の調整を行う事が出来る構造になっています。その為、このブッシュが切れて動いてしまうと、走行中にリアのトーが異常に振れてしまい、車が真っ直ぐに走らなくなってしまいます(@_@;)特に加速時には「お尻がずれる」感覚があって怖いそうです。

交換前のブッシュは、ゴムの部分がぐるりと一周切れてしまっていてグラグラでした(゜o゜)

専用工具を使い、ブッシュを引き抜いていきます。この専用工具がないと、アームをまるごと取り外して油圧プレスを使ってブッシュ交換をしなければならなくなってしまうのだそうです(~_~;)工具のありがたみを感じますね♪

錆や汚れで固着していて、専用工具を使ってもなかなか抜けません…(*_*)

やっと抜けました(^◇^)

縁が一周切れてしまっていますね(@_@;)

交換するブッシュは、少し形状が変わっています。工場長曰く、おそらく対策部品になっているのでしょうとの事。10年以上経った車両でも「対策パーツ」を出してくれるところがBMWの良いところですよね。クラフトマンシップを感じちゃいます。

SSTと汎用のプーラーを使って、新品のブッシュを圧入していきます。新しい形状の変わったブッシュは、この黒い筒(SST)を使用しないと圧入できません(>_<)

圧入完了です(^O^)/

トレーリングアームブッシュは、リアサスペンションの動きの要と言っても過言ではない部品です。このブッシュが劣化してしまっていると、走行中のリアの安定感がなくなり、本来の性能を発揮できません(@_@;)効果を体感しやすい部分ですので、「車がフニャフニャする」と感じている方や、4輪アライメントを調整する方は、一度点検させてください。交換には時間とお金もかかりますが、BMWの走りのキモとも言うべき部品ですので、劣化している場合は交換をお勧め致します。

 

まだまだ暑い日が続きますので、皆さんも体調には気をつけてくださいね。

それではまた、次回お会いしましょう(^◇^)

 

 

追伸

今回の台風21号及び、北海道地震の災害により被災された皆様には、謹んでお見舞い申し上げます。どうかこの困難を乗り越えられ、被害に遭われた皆様が一日でも早く平穏な生活に戻れるよう、スタッフ一同お祈りしております。

有限会社 つたえファクトリー