皆さんこんにちは! 先日私の愛車R32が自走不能になりました( ノД`)シクシク…
とある日の通勤時の事 信号待ちでギアを入れた状態でクラッチを切って待っていると
何故か車が勝手に前に進み始めるではありませんか( ゚д゚)ハッ!
えっ??? こんな経験初めてでした。 怪奇現象に怯える事、数秒((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
これは!!クラッチフルードが漏れている??!!!
何度かクラッチを踏み直せばなんとかギアチェンジできたのでそのまま会社に向かう事に・・・
そして最後の信号で引っ掛かってしまい、とうとうそこで力尽き(´;ω;`)ウッ… 一切クラッチを切る事ができなくなりました(´;ω;`)ウゥゥ
でもマニュアル車乗り23年!原因は大体想像できています。
私は諦めません(`・ω・´)!!!
無理矢理ギアを入れ・・・ そしてクランキング(頑張れスターターモーター!!!)
そのままアクセルを開け、なんとかエンジンが掛かってくれたので、無理矢理1速ギアで走り、会社までたどり着く事ができましたヾ(o´∀`o)ノワァーィ♪
ちなみに故障の原因は自分の予想を反する物でした(・・?
その漏れ箇所とは・・・ “クラッチホース” えっ!? マジで???
マスターシリンダーとかオペレーティングシリンダーかと思っていたのに・・・(
そして数日後、クラッチホースが届き(さすが日産のフラッグシップモデルまだ部品がすんなり届きました)
そして30年間頑張ってくれた可愛い(笑)クラッチホースを交換し、無事復活!することができましたヾ(o´∀`o)ノワァーィ♪
めでたしめでたし(^o^)/
ということでBMWに戻りましょう。
今回ご紹介する車はこちら! 私の車と同世代ですね(^^♪
E34 525i 右ハンドル車です(゚Д゚)ノ
車検でご入庫されたお車なんですがエアコンのガス漏れがあり、補充しても数日で冷風が出なくなってしまう状況、さっそくトラブルシューティング開始です(/・ω・)/
エアコンのリークチェック剤を入れ、特殊なライトを使い漏れ箇所を探していきます。
エンジンルームの配管やコンプレッサー廻り、バンパーの中にあるコンデンサー等点検してみるも、漏れ箇所発見できず(;´・ω・)
もしや・・・ 室内???
正解。ついに漏れ箇所発見です!!!
エバポレーターからリークチェック剤の反応大です! というか見ただけで分かるくらい激しく漏れちゃってます。
原因が分かった喜びと共にマジで泣きそうです(´;ω;`)ウッ…
“工場長”これ換えるんですか? この車右ハンドルですよ?? 誰がやるんですか???
そして・・・ 作業担当は私に・・・ (´;ω;`)ウゥゥ ( ノД`)シクシク…
わかりました、やりましょう! やってみせましょう(`・ω・´)シャキーン
という事で心を無にして(笑) 作業開始ですΣ(・ω・ノ)ノ!
まずはハンドルを外して、ステアリングシャフト(コラムAssy)を取り外します!
そして早速やってきましたね、今回最大の難所、以前紹介したことがありますがシェアオフボルト(矢印のやつ)ボルトの頭が規定のトルクでねじ切れる特殊なボルトが使われています。もちろん普通の工具では緩める事はできません(´・_・`)
ハンマーとポンチで叩いて緩めるのですが、これが滅茶苦茶難しいんです。
何せ狭くて奥まったとこにあるこのボルトを有り得ない体勢で外すんですから、しかも一発勝負!
失敗すればするほど外れにくくなっちゃいますからね(゚Д゚)ノ
そして、渾身の一発!無事外れましたヾ(o´∀`o)ノワァーィ♪
実は私、これ結構得意だったりします(`・∀・´)エッヘン!!
次はアクセルペダルのリンクやブレーキペダルのリンクを切り離し、ベースまるごと取り外します!
これも何気に大変です。
そして今度はエンジンルームの作業です!
ファイヤーウォールの壁を取り外し、奥にあるエアコンの配管を切り離します。
これも地味に大変です。(笑)
お次は運転席側からの作業です。エバポレーターにテンプセンサーが刺さっているので前もって抜いておきます。
これは、本当に抜くだけ。超簡単!!!
やっとエバポレーターを引き抜くことができます。
ヾ(o´∀`o)ノワァーィ♪ヾ(o´∀`o)ノワァーィ♪
あとは新品のエバポレーターを挿入し、どんどん組み付けていきましょう!
エアコン単体が、一旦組み上がりましたのでここでエアコンの真空引きを行いリークチェックを一晩かけて様子を見ます。
そして翌日・・・ 緊張の瞬間・・・ 果たして結果は・・・
ジャーンΣ(・ω・ノ)ノ!
無事真空保持してくれていましたヾ(o´∀`o)ノワァーィ♪
いやー 何度やってもこの瞬間は緊張しますよね、真空保持できていなかったら他にも漏れ箇所があるって事ですからね!
では、最後にエアコンガスを入れ、エアコン自体が完成です!(*´▽`*)
後は、ステアリングシャフトAssyなどを組み付けて作業終了になります。
おまけ
最後にこちらの写真をご覧下さい!
左ハンドルのE34!! エバポレーター交換がこんな簡単に!!!
右ハンドルと左ハンドルで作業工程は段違い (゚Д゚)ノ
当時の車両は左ハンドル(本国仕様)が基本設計。右ハンドルは後付けなのが良くわかります。
今のBMWは、ほとんどシンメトリーになっているので、ここまでの工程差は無いので
作業もしやすくなっています。スペースがあるってほんと素敵ですね☆彡
今回はここまでとなります。
それではまた次回の「不定期日記」をお楽しみに!!!
サービス部 石井 直人
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- #BMW, #エアコン修理, #エバポレーター交換, E34, エアコンガス漏れ